2021年9月にアイコス新商品であるアイコスイルマが発売されました!グロー愛用者の方でも気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事では
- グロー愛用者にとってアイコスイルマは買いなのか知りたい
- アイコスイルマとグローどちらを買えばいいか迷っている
という方向けにアイコスイルマもグローも両刀使いしている加熱式タバコ大好きブロガーの私が、
アイコスイルマ、グローハイパープラス、そして2021年9月発売のグロープロスリムを13の比較軸より徹底比較します。
最後まで読んでいただき、各デバイスの特性を理解し納得された上であなたに合った最高の加熱式デバイスを選びましょう!
➡アイコスイルマユーザー1,000人に聞いたいい評価・悪い評価まとめ!
ブレードが無くなりメンテナンス不要になったアイコスイルマ

- アイコスシリーズ最高傑作
- ブレードが無くなる事でメンテナンス不要に
- 従来のアイコスよりはキック感薄まりスムースな喫味
- 専用フレーバーの発売
- オートスタートやスマートジェスチャーの新機能
2021年9月に発売開始したアイコスイルマは従来の3DUOモデルから大幅アップデートしており、最高傑作と言えるモデルになっています。
まず一番の魅力はブレードが無くなった事です!
アイコスイルマはブレードが無いため、過去のアイコスで必要だった掃除は不要になりました!
グローは元々ブレードが無かったですが、スティックの問題でどうしてもカスが出てしまいますよね。。
アイコスはスティック自体が完全に覆われているのでカスが絶対に出ません!

つまりアイコスイルマは、味が落ちない!掃除もいらない!めんどくさくない!と魅力満載ですね。
アイコスイルマの最大の特徴は紙巻きに近い事

- 最も紙巻きタバコに近い吸い心地を楽しむことが出来る
- 専用スティックの銘柄数も豊富に用意されている
- 旧モデルよりもスムースな喫味でより吸いやすく
日本に加熱式タバコが広がったのはアイコスのおかげといっても過言ではありません。
アイコスの特徴はなんといっても最大350度の高温とキック感の強さですよね。
ただし吸い心地は新フレーバーの甲斐あってスムース感が強くなっている感じがします!
旧アイコスに比べると、喉にグッと来る感じが弱まってより吸いやすさが高まったという感覚がしますね!
本体レビューは新型アイコス 、アイコスイルマ・プライムを実機レビュー!をご覧ください。
【ハード比較】グローハイパープラス・プロスリムとアイコスイルマ
総合評価
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
発売日 | 2021年9月 | 2021年1月 | 2021年9月 |
デザイン性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
カラバリ | 9種 (プライム含む) | 24種 | 4種 |
重量 | 141g | 111g | 74g |
掃除・メンテナンス | 無し | 必要 | 必要 |
ブレード | 無し | 無し | 無し |
加熱方式 | スティックに触れず 外側から加熱 | スティックに触れず 外側から加熱 | スティックに触れず 外側から加熱 |
スマートジェスチャー | あり | 無し | 無し |
ブーストモード | 無し | あり | あり |
①デザイン性
デザインと言ってもここはかなり各個人の主観による部分なので、比較が難しいですね。
個人的にはデザインにおいては、アイコスイルマの方が好みですね。アイコスの方が本体細部までしっかり工夫されている印象を受けます。
ただし、グローは期間限定カラー等豊富でかなり洗練されていますよね!

グローハイパープラスでは、このような東京エディションなどが発売されています!
一方アイコスイルマシリーズはかなり洗練された、落ち着いた大人なイメージのデザインですね。

これらのような理由より、デザイン性はグローハイパープラス、アイコス共に優れていると考えています。
また最近発売開始されたグロープロスリムはどちらかと言うと、無機質で合理性を追求している感じがします!薄くなって持ち運び便利にはなりましたが、遊びは少し減ったような印象です。

②カラバリ

- アイコスイルマ: 5種類
- アイコスイルマプライム:4種類
- グローハイパープラス::24種類
- グロープロスリム:4種類
2021年9月現在では上記のようにグローハイパープラスが最もカラバリが多いです。
アイコスイルマとアイコスイルマプライムの差はデザインのみで価格差が4,000円あります。(イルマが8,980円、プライムが12,980円)

カラバリ | |
アイコスイルマ | ぺブルベージュ、ぺブルグレー、モスグリーン、アズールブルー、サンセットレッド |
アイコスイルマプライム | ブロンズトープ、ジェイドグリーン、ゴールドカーキ、オブシディアンブラック |
一方グローハイパープラスは非常に面白いカラバリを展開しており、「メインボディ」と「サイドパネル」の色をそれぞれ選択することができます。(公式サイト)

選ぶのも楽しいし、自分にあったデザインを自由に選べるので他の人と違うデザインを楽しめますね!

公式サイトではこのように「メインボディ」と「サイドパネル」の色を選択できます!
ボディカラー | パネルカラー |
ブラック | クロームブラック、エナジーブルー、ファインマホガニー オレンジコーラル、ミラーゴールド |
---|---|
ブルー | クロームブラック、エナジーブルー、パールホワイト |
ゴールド | エナメルホワイト、オレンジコーラル、ミラーゴールド、 サクラピンク |
ホワイト | クロームブラック、エナジーブルー、パウダーブルー、 パールホワイト |
全てのボディに対し全てのパネルが対応している訳ではないので要注意です。
グロープロスリムはというと、2021年9月時点では4色のみの展開となっています!
正直今までの遊び心あふれるグローシリーズからすると少しアダルト向きですが、これはこれで実用的かつスタイリッシュですね。

カラバリ | |
グロープロスリム | イエロー、ホワイト、ネイビー、ブラック |
③サイズ/重量

アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
重量 | 141g (チャージャー116.5g/ホルダー30.5g) | 111g | 74g |
サイズ | 幅 : 47mm 高さ : 121mm 奥行 : 23mm | 幅 : 46mm 高さ : 83mm 奥行 : 22mm | 幅 : 44mm 高さ :98mm 奥行 : 16mm |
全体重量は、グロープロスリムが最も軽いです。16mmと非常に薄く、ポケットに入れるのにぴったりで持ち運びに直結なので大きいですね!
グローハイパープラスは幅と重さこそプロスリムに劣りますが、全体的にコンパクトでバッグの収まりは良いところがいいですね!とは言ってもバッグに入れてしまえばアイコスイルマともそこまで変わらないですw
つまり、ポケットへ入れることを想定した時にはグロープロスリムの圧勝ですね!
④掃除・メンテナンス
先に結論を述べてしまうと、掃除やメンテナンスにおいてはアイコスイルマの圧勝です。
なぜならアイコスイルマはメンテナンス不要だからです。
グローは少しでも掃除をサボると不味くなってしまいますよね。。
- 掃除を少しでもサボると喫味が急激に悪化する(まずくなる)
- 掃除をしていても半年ほど利用すると、汚れが落ちにくくなる(まずくなる)
ではなぜアイコスイルマもグローもブレードが無いのに、アイコスイルマはメンテナンス不要でグローは必要なのか。秘密はスティックの形状にあります。
アイコスイルマのスティックは差し込み口も吸い口もカバーで覆われており、カスが発生しません!

一方グローはこのように差し込み口でタバコが露出しています。
これが本体に溜まるカスの原因なのです!

アイコスイルマはゴミが発生せず、メンテナンスが不要なのが頷けますね!
⑤オートスタート・スマートジェスチャー機能
アイコスイルマより始まったこの機能ですが、最高に使い心地が良いです!
新機能1:オートスタート・オートストップ
スティックを挿入すると、自動的に加熱が開始。スティックを取り出すと自動的に停止。
たかが起動ボタンを押すくらい、、と最初はおもいましたが、これがかなり良くて、慣れてしまうともう他のデバイスの起動がストレスに感じるかもしれません。
新機能2:スマートジェスチャー①リフトアップ
使用していないときにホルダーを手前に傾けると、ホルダーのライトが点灯し、残りのたばこスティックの使用回数がわかる。
これは正直私はあまり使ってません。何回めかくらい覚えているので(笑)
新機能3:スマートジェスチャー②ダブルタップ
使用中にホルダーを2回タップすると、バイブレーションにより残りの使用時間がわかる。
バイブレーション
- 4回:残り75~100%
- 3回:残り50~75%
- 2回:残り25~50%
- 1回:残り25%未満
特にこの機能がすごく便利です。今までもあとどれくらい吸えるか気になることが多かったので、大まかな目安がわかるのはいいですね。
注意)スマートジェスチャー機能を使うには設定が必要です!
設定方法の解説はこちらのページからどうぞ。
アイコスイルマの魅力はデザイン性・メンテナンス不要・スマートジェスチャーの3つと言えるでしょう!
これらの機能はどれもグローには搭載されていません。
【価格編】高コスパのグローとハイグレのアイコスイルマ
総合評価
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
本体価格 | 8,980円 | 480円 | 1,980円 |
故障のし易さ | 壊れにくい | 壊れやすい | 壊れにくい? |
保証期間 | 2年 | 1年 | 1年 |
専用スティックの価格 | 550円 | 500円〜540円 | 500円〜560円 |
①本体価格

アイコスイルマ | アイコスイルマ プライム | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
本体価格 | 8,980円 | 12,980円 | 480円 | 1,980円 |
値段で見るとグロー圧勝ですね。ただし前アイコスイルマは機能や利便性が格段に上がっているため、グローとの機能の差は開いています。この機能の差が高いと見るか、安いと見るかが難しいところですね。
しかもアイコスイルマは会員特典割引があり、会員ステージに応じて次のとおりの割引が適用されます。シルバー会員:10%割引 / ゴールド会員:20%割引 / プラチナ会員:30%割引。
アイコスの会員ステージとは、
- シルバー
- ゴールド
- プラチナ
の3つのステージがあり、製品登録やコインズの獲得によってステージが上がっていきます。

シルバーステージ
製品登録をしていれば誰でも到達可能なステージです。
アイコスイルマ / イルマプライムが10%OFFで購入できます。
ゴールドステージ
1年間で累積7,000コインズの獲得によりランクアップできます。
アイコスイルマ / イルマプライムが20%OFFで購入できます。
プラチナステージ
1年間で累積13,000コインズの獲得によりランクアップできます。
アイコスイルマ / イルマプライムが30%OFFで購入できます。
コインズの獲得方法はコチラの記事でご紹介しています。
②故障頻度や本体保証
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
故障頻度 | ほぼ事例無し | 故障しやすい | 発売直後なため不明 |
本体保証 | 1回まで無償交換 | 無償交換 | 無償交換 |
保証期間 | 6か月間 (製品登録で1年間) | 6か月間 (製品登録で1年間) | 6か月間 (製品登録で1年間) |
まず故障頻度に関して。故障頻度はグローハイパープラスの方が圧倒的に多いです。
アイコスイルマは故障しやすいパーツが現状見当らず、Twitterでの故障報告もほとんど上がっていません。
続いて保証内容に関して。保証内容はほぼ変わりません。
グローは明確な回数が記載されていないですが、修理は原則行っておらず、ユーザーガイド通りの利用をしていた場合にのみ新品と交換するとのことです。
グローハイパープラスは本体価格が安いので壊れてもまあいっか、味が落ちても買い換えればいいか精神で買うことができるのは魅力ですね!
保証期間に関してはアイコスイルマ・グローシリーズ全て同じですね。忘れず製品登録を行うことをお勧めします。
③スティック価格

アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
TEREA | 550円 | / | / |
neo | / | 540円 | / |
KENT | / | 500円 | 500円 |
KOOL | / | 520円 | 560円 |
スティック価格は、ほとんど変わりませんが基本的にはグローシリーズの方が安いです。
とはいえアイコスイルマとグローでは吸引可能時間が異なります。
- アイコスイルマ: 6分
- グローハイパープラス : 通常 4分、ブースト 3分
- グロープロスリム : 通常 4分、ブースト 3分
このように、アイコスイルマの方がそもそも吸える時間が長いため、一概にたばこスティックの値段から比較するというのも難しいかもしれません。
【喫味編】温度調整可能なグローと紙巻寄りのアイコス
総合評価
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
ニコチン量 | 1.2mg | 0.46mg | 0.46mg |
キック感 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
加熱温度 | 300℃〜350℃ | 260℃〜270℃ | 250℃〜280℃ |
①キック感・ニコチン量
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
ニコチン量 | 1.2mg | 0.46mg | 0.46mg |
キック感 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ニコチン量からも見てわかる通り、キックはアイコスの方が格段に強いです。
アイコスの方がより紙巻タバコにも近く、吸い応えにおいてはアイコスに軍配が上がります。
ただしアイコスイルマ前作と比べるとブレードが無くなった関係で喉にグッとくる感じは薄まりスムースな感じが高まっています!今までアイコス が苦手だった人にもお勧めできますね。
②加熱温度
アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
加熱温度 | 300℃〜350℃ | 260℃〜270℃ | 250℃〜280℃ |
加熱温度は見ての通り、グローの方が低く設定されています。
この加熱温度ですが、一概に高い方がいいとは言えず
加熱温度が高い | 加熱温度が低い | |
メリット | キックが強くなる | 加熱式の独自臭が減る 有害物質が減りやすい |
デメリット | 加熱式の独自臭がきつくなる 有害物質が増える | キックが薄れる |
このように一長一短となっています。
グローはブーストモードを使うことでフレーバーや気分によって自分の好きな温度で吸えるのが最大のメリットですね!

③味の持続性
味の持続性は、正直アイコスイルマの圧勝です。
おそらくグローの全方位加熱システムだと、加熱しヒーターが高温になることで、ヒーターが膨張しヒーター径が大きくなり、「空気の漏れ」が生じることが原因で後半の味が薄れるのでしょう。
アイコスイルマの場合、スティック本体に金属が埋め込まれており高温を漏れなく維持できるため最後まで味が持続します。

④たばこ臭
グローの方が若干臭くないです。というよりも、アイコスはやはり臭い。。
弊社の女性社員3名に聞きましたが、比較の結果間違いないでしょう。
アイコスは大手の加熱式タバコの中でも最も高温で加熱しているため、どうしても加熱式タバコの独自臭がしてしまいます。
加熱式タバコの中でもアイコスだけ「アイコス臭」という言葉があるように、アイコスはやはり周りからも煙たがれやすいです。
【フレーバー編】グローハイパープラスがアイコスイルマより優勢?

アイコスイルマ | グローハイパープラス | グロープロスリム | |
TEREA | 11種 | / | / |
neo | / | 9種 | / |
KENT | / | 5種 | 8種 |
KOOL | / | 2種 | 3種 |
計 | 11種 | 16種 | 11種 |
ブランド数はアイコスイルマが最新のアイコスイルマ専用の11種類、グローハイパープラスがneo、KENT、KOOLの16種で圧勝してます!
またグローの方がフレーバー系が多くベイプのような味わいを楽しみたい方にはお勧めですね!
ただしアイコスは上記でカウントしている通期銘柄以外にも期間限定銘柄等を発売しているので、それらも踏まえるとアイコスの方が銘柄数は圧倒的に多いということになります。
まとめ : 王道のアイコスイルマとコスパ抜群のグロー
アイコスイルマには良い点悪い点があり、それはグローも同様です。
アイコスイルマはキック感を維持したままデザインが良く、さらにメンテナンス不要というスペック最高ランクの超王道電子タバコとなりました。
グローはメンテナンスがいるものの、そのコスパの良さと温度調整が可能な点は魅力的。
両方に良いところがあるので、私はそれらを理解した上で使い分けています笑。以下にアイコスイルマに向いている人とグローに向いている人をざっくり紹介して終わりにします。
- とにかく紙巻きに近い吸い心地を楽しみたい人
- こまめな掃除やメンテナンスが面倒だという人
- 高級感のあるデザインを選びたい人
- コスパ重視で本体を買いたい人
- 先進的なデザインを楽しみたい人
- 2種類の温度調節でキックとフレーバー両方楽しみたい人
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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