加熱式たばこのアイコスは日本だけでなく海外でも人気ですが、シンガポールやタイなどの一部の国ではアイコスの仕様が禁止されています。
この記事ではアイコスが普通に買える国や、そもそも加熱式たばこの使用を禁じられている国をまとめています。
当然のようにアイコスを持って行ったは良いけど、たばこスティックが売っていなかったりそもそもペナルティの対象になったりしないよう、海外旅行に行く前に事前にチェックしておきましょう。
アイコスのたばこスティックが買える国
日本
韓国
ロシア
エジプト
フランス
ドイツ
イタリア
ポーランド
スペイン
アジア圏でアイコスが吸えるのは日本と韓国だけ?
実はアジア圏でも電子タバコ(加熱式たばこ)に対する規制が強くなってきており、紙巻きたばこは良くてもアイコスはNGという国もあります。
そんな中、日本では圧倒的なシェアを誇るアイコスですが、韓国でも普通に売られています。
ソウルにはアイコスショップもあったりと、日本と同じような感覚で手に入ります。
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フィリップ・モリス社の決算から読み解くアイコスの販売国
フィリップ・モリス社の2023年6月30日時点での四半期の決算書を見ると、アイコスが販売されている国が分かります。
上記画像の緑色を付けた部分の「HTU(Heated Tabacco Unit)」がフィリップ・モリス・インターナショナル社の加熱式たばこ、つまりアイコスを指していますので、HTUの売上が立っている国でアイコスが販売されていることが分かります。
市場の大きい順に並べると、
日本
ロシア
イタリア
韓国
ポーランド
ドイツ
スペイン
エジプト
フランス
となっており、2018年頃には売り上げの無かったフランスにも売上がたってきています。
アイコスの持ち込みが禁止されている国
シンガポール
タイ
台湾
※アイコス公式サイトより(2019年4月時点)
アジア圏の多くの国でもアイコスは吸えない
タイや台湾、シンガポールでは電子タバコそのものが禁止されており、持ち込むこともできません。
2014年にタイで発令された電子タバコ禁止条例では、当初はアイコスは規制の対象外でしたが、2017年の改正によりアイコスやプルームなどの加熱式たばこも含まれるようになりました。
知らずにアイコスをタイへ持ち込んだことで、4万バーツ(2024年6月のレートで約17万円)もの罰金を取られた事例もあるようです。(10年以下の懲役または50万バーツ以下の罰金)
所持しているだけで違法扱いですので、くれぐれもお気をつけください。
持ち込みはできても、たばこスティックが買えない国もある
個人で使用するために持ち込むことはできても、たばこスティックが売っていない国もあります。
長期間の旅行の際には事前に多めに持っていく必要がありますね。
なぜアメリカ国内でのアイコスの販売・輸入は禁止に?
アイコスはアメリカに本社があるフィリップ・モリス・インターナショナル社が発売している加熱式たばこですが、なんと2021年にアメリカでの販売・輸入は禁止となりました。
これはライバル社であるR.J.レイノルズ社がアイコスがR.J.レイノルズ社の特許を侵害しているとしてフィリップ・モリス社とアルトリア社を訴えたことによります。
結果R.J.レイノルズ社の訴えを受けて米国国際貿易委員会がアメリカ国内でのアイコスの販売と輸入が禁止されました。フィリップ・モリス社はこの判定を不服としてアルトリア社と共に協力して対応策を検討しています。
香港でも商用目的のアイコスの輸入が禁止されている
香港でもアイコスの商用目的の輸入が禁止されているため、たばこスティックを買うことができません。
香港にいる友人の話では、一般的には売られていないが闇市的なお店でこっそりアイコスのデバイスやたばこスティックを売っている店もあるとのこと。(違法です。)
アイコスは飛行機に持ち込める?
アイコスなどの加熱式たばこデバイスは、リチウムイオン電池が内蔵されているため、預けることができず、手荷物として機内へ持ち込む必要があります。
ただし、機内での喫煙は厳禁ですのでご注意ください。
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旅行に行く前に必ず確認しておいて!
日本では普通のことでも、海外では違法になり多額の罰金を払うはめになる可能性があります。
旅行に行く際には、事前にアイコスの持ち込みが問題ないか、しっかり確認してからにしましょう!
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