コロナ禍でまたキャンプがブームになり、キャンプギアを買いそろえた人も多いのではないでしょうか?
自然の中で非日常の時間を過ごしながら、バーベキューでビールを飲んでいると喫煙者なら吸いたくなるのがタバコです。
しかしキャンプ場での喫煙はマナー的には問題ないのでしょうか?
この記事では、
- キャンプ場での喫煙マナーは?
- 電子タバコなら規制は緩いのか?
について記載しています!
キャンプ場では喫煙できる?
キャンプ場でたばこを吸っても良いかはキャンプ場ごとのルールによります。
しかし、実際には自分のサイト内での喫煙は許可されているキャンプ場が多く、「周囲の方に配慮して」や「マナーや気遣いをもって」との曖昧な但し書きをされているところが多い印象です。
以下に喫煙について言及しているキャンプ場からの案内をまとめてみました。
喫煙可能派のキャンプ場
喫煙を原則認めており、自分のサイト内や指定の喫煙所で、周囲の方に配慮してマナーを守って喫煙してくださいと言及されているキャンプ場です。
喫煙可能だからと言って他人の迷惑になるような吸い方やポイ捨てはしないようにしましょう。
キャンプ場 | エリア | 喫煙について |
キャンプガーデン印西 | 千葉県 | タバコはご自身の”区画内“で喫煙可能です。周囲の方に配慮し喫煙をお願いします。 ※公共部分/室内/キャンプ場周辺は禁煙(電子タバコ含む)です。 |
ならここの里 | 静岡県 | 「マナーと気遣いができる大人」の方のみ喫煙可能です。 |
神鍋高原キャンプ場 | 兵庫県 | 飲酒・喫煙にはご注意ください。過度の摂取はお控えいただき、また喫煙をする際は、周りのお客様に十分ご配慮ください。 ※歩きながらの飲酒・喫煙は禁止しています。 |
赤城山オートキャンプ場 | 群馬県 | BBQパーク横にある麓に炭捨て場が喫煙所となっております。 その他キャンプ場内での喫煙は、宿泊する区画サイト内でお願いします。 宿泊施設内は禁煙ですので、必ず屋外または喫煙所でお願いします。 |
朝霧高原 英知の杜キャンプ場 | 静岡県 | キャンプサイト内は原則喫煙可能ですが、マナーを守り、隣のサイトの方も気持ちよく使えるよう、「カッコイイ大人」の喫煙をお願い致します。 当然ですが、ポイ捨てや他の利用者様に迷惑がかかるような行為はお止めください。 紳士のたしなみで、素敵な時をお過ごし下さい。 |
禁煙派のキャンプ場
反対に、喫煙は原則禁止としているキャンプ場です。
隣のサイトで妊婦や子供がキャンプを楽しんでいる可能性もありますので、トラブル防止のためにも喫煙者は事前にキャンプ場のルールやポリシーを把握しておきましょう。
キャンプ場 | エリア | 喫煙について |
富士ヶ嶺おいしいキャンプ場 | 山梨県 | 当キャンプ場の施設は屋外施設以外原則禁煙となっております。指定の場所以外での喫煙はご遠慮ください。特に常設テント内やウッドデッキサイトでの喫煙は絶対におやめください。 |
ABURAYAMA FUKUOKA | 福岡県 | フィールド内では、安全で快適なキャンプライフを送れるよう、次の事項に該当する行為は、原則禁止としております。 ・サイト内での喫煙行為 |
四十八滝運動公園オートキャンプ場 | 宮城県 | 禁止行為 ・喫煙 ※場内は禁煙、公園内の所定の場所でのみ喫煙可能です。 |
川原温泉駅キャンプ場 | 群馬県 | 当キャンプ場は全面禁煙です(紙巻き・加熱式同様です)。 喫煙は指定の喫煙場所でお願いします。 指定の喫煙場所であっても周囲へのご配慮、また喫煙場所はきれいに使って下さい。 |
どんがはたキャンプ場 | 京都府 | 2022年10月1日より全面禁煙になります。(電子タバコ含む) |
喫煙禁止のキャンプ場でも加熱式や電子たばこなら吸える?
禁煙派のいくつかのキャンプ場を確認したところ、紙たばこだけでなく加熱式たばこや電子タバコも同様に禁止としているところが多いです。
加熱式たばこは紙たばこと同様ニコチンやタールなどの有害物質を発生させますので仕方ないとして、電子タバコも同様に禁止されているのは、やはり煙を見ただけでは紙たばこの煙か電子タバコの煙かなんて判別できないからでしょう。
普段喫煙しない人からすると、加熱式たばこも電子タバコも同じものに感じるのは仕方ないですよね。
そのため、多くのキャンプ場では電子タバコも紙たばこや加熱式たばこと同様禁止としているところが多いです。(※電子タバコならOKというキャンプ場は見つけられませんでした。)
キャンプ場でたばこを吸う際の注意点
喫煙可能なキャンプ場であっても、注意しなければならない点があります。
着火剤や乾いた草木から山火事になる可能性がある
キャンプ場に限らずたばこを吸う際には絶対に気を付けなければならないことですが、キャンプ場でも注意が必要です。
バーベキューでは油や着火剤など引火性のものを多く使ううえ、テントやチェアなど布でできた製品も多いです。特にテントやタープを張るロープは夜間には特に見えづらいので気づいたら先端が触れてしまって燃えるという可能性があります。
また、地面に乾いた草木が落ちている場合、吸い殻から火が拡がって最悪の場合山火事になってしまう可能性もあります。
バーベキューコンロの中に吸い殻を捨てない
バーベキューコンロで炭を燃やしていると、ちょうど燃えているのでたばこの吸い殻を捨てたくなりますよね。
しかしコンロの中に吸い殻を入れてしまうと、たばこから出る有害物質が食材に付着してしまいますし、最後に炭を熾火捨て場に捨てるときに燃え残った吸い殻が入ってしまう可能性もあります。
周囲の人に配慮する
喫煙可能のキャンプ場でも、隣のサイトと距離が近いときにはトラブルになる可能性もあります。
Yahoo!知恵袋でも実際にトラブルになったケースがあり、回答者の反応はどっちもどっちという感じでした。
せっかくの楽しいキャンプが避けられたトラブルで楽しめなくなってしまうことがないよう、周りの人に配慮して喫煙するようにしましょう。
大自然の中で吸うたばこはとにかく美味い!
我々喫煙者側からすると、大自然の中で吸うたばこは普段より美味しさがアップしたように感じますし、焚火を囲みながらたばこを吸う憧れのようなものすらあります。
しかし、禁煙派の意見としては「せっかくの自然の空気が汚くなる」や「子供と来ているのでやめてほしい」等のまっとうな意見もあります。
私としては喫煙派の意見も禁煙派の意見もどちらも納得できますので、結局のところ私も「周囲の人に配慮して」という曖昧な結論に至ってしまっております。笑
吸い殻も出ず火も使わない電子タバコがおすすめ
キャンプ場での喫煙でもっとも避けたい事態は火の不始末からの山火事です。
紙たばこから加熱式たばこや電子タバコに変えることで火の不始末リスクを減らすことができます。
また、電子タバコは吸い殻が出ないので、意図せずとも吸い殻のポイ捨てをしてしまうこともありません。自然の環境を守るためにも検討してみてはいかがでしょうか。
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