2024年3月発売のIQOS ILUMA i(アイコスイルマアイ)シリーズから搭載された「フレックスパフ」は、1本のスティックを最大18回まで吸引できるようにしてくれる新機能です。
しかし、アイコスイルマアイを手に入れたユーザーからはこのフレックスパフが使えないという声もあります…!
そこでこの記事では、アイコスイルマアイの「フレックスパフ」が反応しない時の原因と解決方法をまとめました。
アイコスイルマアイの「フレックスパフ」とは?
アイコスイルマアイで新たに追加された新機能「フレックスパフ」は、ユーザーの吸引の仕方によって従来の14回のパフ(吸引)に加え、自動的に最大4回のパフが可能になる機能です。
フレックスパフでは、デバイスが使用者の吸引パターンを分析し、自動でパフ回数を調整してくれます。
IQOS イルマ i の「フレックスパフ」機能は、吸引時間が終わり近くになるとデバイスが自動でたばこスティックの蒸気成分の残量をチェックします。
もし残量がある場合、自動的に+4回パフできるようになりますので、タッチスクリーン上の残りの喫煙時間を示すライトが反時計回りに9時の位置まで延長されます。
ただし、追加のフレックスパフによる追加の4パフは毎回追加されるわけではなく、使用状況に基づいて変わります。
また、ポーズモード(一時停止機能)使用時はフレックスパフは働きませんのでご注意ください。
フレックスパフ機能はIQOSアプリから、ON/OFFを設定することができます。
イルマアイのフレックスパフが使えない・反応しない原因
イルマアイのフレックスパフが使えない・反応しないの原因としては、以下の6つが考えられます。
- ひと口を大きく吸っている・パフ回数が多い
- アイコスイルマ専用スティック以外のスティックを使っている
- たばこスティックの挿入方法が適切ではない
- 挿入口にゴミが挟まっている
- 加熱を一時停止(ポーズモード)している
- アイコスアプリでフレックスパフ機能がOFFになっている
ひと口を大きく吸っている・パフ回数が多い
ユーザーが一度に大きく吸い込んだり頻繁にパフを行うと、たばこスティック内の蒸気成分の消費が速くなります。
フレックスパフ機能は使用パターンを分析し、その結果に基づいて追加の吸引を提供するため、大きく吸うと機能が働かないことがあります。
フレックスパフは使い方によってパフ回数の追加が可能か判断するため、毎回自動的に追加されるわけではないという点をご注意ください。
フレックスパフを機能させたい方は、毎回のパフを少なめに吸い込み、ハイペースにスパスパと何度も吸わないことを意識するとよいでしょう。
アイコスイルマ専用スティック以外のスティックを使っている
アイコスイルマアイは、アイコスイルマ専用のたばこスティックのみに対応しており、正しく機能します。
他のスティックを使用すると、デバイスが正しく反応しない原因となります。
また、適切でないスティックを使用すると、最悪の場合デバイスの故障の原因にもなりますのでご注意ください。
関連記事➡プルームXはアイコスイルマで吸える?アイコスでプルームXは吸える?互換性があるか検証!
たばこスティックの挿入方法が適切ではない
たばこスティックをホルダーに挿入する際は、指定された線まで正確に、かつ折れないように挿入する必要があります。
不適切な挿入は、フレックスパフ機能の不具合を引き起こす可能性があります。
しっかり挿入されていないと、そもそもスティックの加熱がはじまらないこともありますので注意しましょう。
挿入口にゴミが挟まっている
ホルダーの加熱部にゴミが挟まっていると、デバイスが正常に機能しないことがあります。
たばこスティックの破片やゴミ、ホコリが入っていないか定期的に確認し、清潔に保つことが重要です。
アイコスイルマアイは基本的にクリーニング不要のデバイスですが、ゴミが気になるという場合は、ホルダー内部を綿棒でふき取ります。
乾いた綿棒かアイコス専用クリーニングスティックを用意しましょう。
アイコスイルマアイにはクリーニングスティックが付属していませんが、楽天市場などで専用のクリーニングスティックも購入できます。
掃除方法については、アイコスイルマは掃除不要?クリーニングすべきタイミングと方法・注意点で詳しく解説していますので参考にしてください!
加熱を一時停止(ポーズモード)している
アイコスイルマアイ/イルマアイプライムには、新たに喫煙中に加熱を一時停止できる「ポーズモード」が搭載されましたが、ポーズモードを使用した場合フレックスパフは機能しません。
フレックスパフを使いたいという場合は、ポーズモードは使わないようにする必要があります。
▶ ポーズモードが使えない場合の対応はこちらの記事で!
アイコスアプリでフレックスパフ機能がOFFになっている
フレックスパフは購入時の段階で設定はONになっていますが、アイコスアプリON/OFFの変更が可能です。
もし「アイコスアプリにデバイスを接続してからフレックスパフが機能しなくなった…」という場合は、OFFにしてしまっている可能性もありますので、再度設定し直しましょう。
デバイスとアプリの接続方法は、従来のアイコスイルマ同様です。
接続・操作方法は、【アイコスイルマ】スマートジェスチャー(ダブルタップ)が反応しないときの設定変更方法解説を参考にしてください。
故障を疑ったら一度デバイスのリセットを試してみよう
アイコスデバイスの些細な不具合は、デバイスをリセットすることで直ることも多いです!
ここまでに紹介した原因をすべて解決したのに、それでもフレックスパフが使えないという場合は、一度リセットを試してみましょう。
フレックスパプは故障しても保証対象外!
リセットを試してもフレックスパフが使えないという場合は、機能の故障が考えられます。
アイコスイルマアイは製品登録を行うことで通常6ヶ月間の保証が12ヶ月に延長され、デバイス不具合時に無償交換してもらうこともできますが、フレックスパフ機能の不具合の場合は無償交換は対象外です…。
ただし、アイコスイルマアイは、フレックスパフ機能が使えなくてもその他の機能や品質に問題はないので、安全に使い続けることができます。
アイコスのアフター保証については、【無料で交換?】アイコスが壊れたら「iQOS ケアプラス」で修理がマジ最強?で詳しく解説していますので、参考にするとよいでしょう。
まとめ
フレックスパフが使用できない原因としてもっとも多いのは、「ひと口を大きく吸っている・パフ回数が多い」ということでしょう。
フレックスパフが使えなくて困ったときは、まずは少なめに吸い込み、ハイペースにスパスパと何度も吸わないことを意識してみてください!
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