IQOSイルマは掃除が不要と言い切られているデバイスですが、使い続けていると「汚れが溜まっているのでは?」と気になってきませんか?
今回は
- IQOSイルマはなぜ掃除不要なのか
- IQOSイルマの掃除が必要なタイミング
- IQOSイルマの掃除の方法・注意点
を解説します!
IQOSイルマを掃除する際には2つの注意事項があり、適切に行わないと故障の原因になることがあります。
お持ちのデバイスを長く安全に使い続けるために、正しいメンテナンス方法を知っておきましょう。
【公式確認済】アイコスイルマは掃除不要!
↑IQOSの公式チャットでオペレーターさんに聞いてみました。
IQOSイルマシリーズは基本的に掃除が不要のデバイスとなっています!
IQOSシリーズはIQOS3まで本体に専用のクリーニングスティックが付属していました。
しかし、イルマからは掃除不要が前提のため、クリーニングスティックは付属していません。
➡アイコスイルマワンは掃除不要?正しい吸い方とクリーニングする際の方法・注意点
掃除がいらない理由
IQOSイルマ以降のデバイスで定期的な掃除がいらなくなった理由としては、以下の点があげられます。
- ホルダー内部の加熱ブレードがなくなった
- 専用スティックの改良により、たばこ葉がホルダーに落ちなくなった
IQOS3DUOまではホルダー内部に「加熱ブレード」と呼ばれる金属が出ていました。
また、IQOS3専用のスティックのホルダーに差し込む側からたばこ葉が露出しており、この部分をブレードに刺して加熱する方式をとっていました。
しかし、加熱ブレードがなくなったIQOSイルマ以降の専用スティックは、先端からたばこ葉は見えません。
IQOSイルマ用の「テリア」と「センティア」と「アクシア」は、スティック先端にフタをしてたばこ葉を密閉したことで、カスが出ない構造になっています。
メンテナンス時に折れてしまうことの多いホルダー(本体)へのブレード設置ではなく、専用スティックの中に誘熱体の金属片を入れるという逆転の発想で、たばこ葉の加熱ムラの削減とメンテナンスフリーを実現しました。
ちなみ、たばこ葉を密閉したことのメリットはメンテナンスが楽になったことだけでなく、他にも以下の点があります!
- 臭いが広がるのを減らすことに成功
- 吸いごたえがよりしっかりと感じられるようになった
- 豊かな蒸気で高い満足度を感じられるようになった
掃除が必要な場合
公式から掃除が不要であると言い切られているIQOSイルマですが、定期的に適切なメンテナンスをすることでたばこの味が落ちることや故障を防ぐことができます。
以下のような違和感があったり、異常を感じた場合は、IQOSの掃除をしましょう。
- たばこスティックの味や吸いごたえが落ちたと感じたとき
- たばこスティックがホルダーに詰まったとき
IQOSイルマはIQOS3のように、ホルダー内部にたばこ葉が落ちることはありませんが、スティックをホルダー内で加熱しているのでどうしても微量の汚れはついてしまいます。
また、IQOSイルマを使用していると、たばこスティックがホルダー内部で折れて詰まるという問題が起こることもあり、その際は掃除が必要です。
アイコスイルマの掃除方法
ホルダーのヤニ汚れの掃除方法
IQOSのホルダー内部を綿棒でふき取ります。
乾いた綿棒かIQOS専用クリーニングスティックを用意しましょう。
掃除不要のIQOSイルマにはクリーニングスティックが付属していませんが、楽天市場などで互換品のクリーニングスティックも購入できます。
綿棒をスティックの挿入口に入れ、側面をなぞるようにふき取ります。
↑実際に掃除したところ、綿棒に少し汚れが付きました。
ホルダー底部や底部にある3つの突起に触れると故障の原因になるため、側面のみふき取るようにしてください。
たばこスティックが詰まったときの掃除方法
たばこスティックがホルダー内部で中折れしたりして詰まったときは、内部に詰まったスティックをつまようじやピンセットを使って慎重に取り除きます。
このときも、ホルダーの底部に触れると故障の原因になるため注意が必要です。
また、たばこスティックが詰まった場合、無理に取り出そうとすると故障する危険があるので、自力で直せそうにないときはカスタマーセンターに相談しましょう。
条件を満たしていれば、保証を使ってホルダーを無償交換してもらえます。
ホルダーにスティクスが詰まってしまった際の対処法は、アイコスイルマが中折れして詰まったときの対処法!アイコスの分解で詳しく解説しています!
チャージャーやサイドパネルの汚れの掃除方法
充電の際やホルダーを収納する際に使用するチャージャーの汚れが気になるときは、メガネ拭きやティシュで軽くふき取るとキレイにすることができます。
チャージャーを掃除する際も、濡れた布などで拭くのは避けてください。
水分が故障の原因になる可能性があります。
充電の接触部分
「ホルダーの充電ができない」という時はホルダーとチャージャーの接触部分に汚れやゴミが付着している場合があり、その場合は接触部分をふき取ることで解決します。
ティッシュや綿棒で軽くふき取るだけで、十分にキレイになります。
チャージャーの充電ができないという場合は、USB充電ポートやACアダプターの接触部分のほうに汚れがついている可能性がありますので確認してください。
汚れは取り除いたが充電できないという場合は、故障や充電器・使用環境に問題がある可能性があります。
詳しくは【アイコスイルマ】充電できない時の原因と対処法やアイコスが充電できないときの原因と対処法!全シリーズまとめでまとめています!
アイコスイルマを掃除する際の注意点
IQOSイルマを掃除する際の注意点は以下の2点です。
- ホルダー内部にある3つの突起には強く触れないようにする
- 乾いた綿棒や布を使う
公式チャットで掃除する際の注意点を聞いたところ、以下の回答が返ってきました。
ホルダー底部にある3つの突起には触れると故障の原因になるためできるだけ触れないようにとのことです。
↑ホルダー底部の「ヒーティングチャンバー」という突起には触れないようにする
私が実際に綿棒でホルダー内部を掃除してみたところ、中が見えずらいため綿棒をどこまで挿入していいかわからず、突起に触れてしまいそうになりました…。
掃除はできるだけ内部の様子が見える明るいところで、慎重に行うことをオススメします!
また、精密機器であるIQOSには水分は大敵なので、綿棒や布に水をつけて掃除するのはやめましょう。
➡アイコスイルマの故障パターン一覧!それぞれの対処法と無償交換保証解説!
まとめ
- IQOSイルマは加熱ブレードがなく、スティックのたばこ葉が落ちない構造になっているため掃除不要
- IQOSイルマの味や吸いごたえが落ちたときやスティックが詰まったときは掃除が必要になる
- IQOSイルマは乾いた綿棒や布で汚れをふき取るとキレイになる
- 掃除の際は、ホルダー底部には触れないように注意する
ブレードが不要になったことで圧倒的に掃除が楽になったIQOSイルマですが、おいしく安全に使い続けるためには定期的にメンテナンスをするのがよいでしょう!
IQOSの進化についてもっと知りたいという方は【比較】アイコス本体の全種類を比較!買うならどれ?おすすめ機種紹介をぜひご覧ください!
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