ブレードがなくなり、クリーニングが不要になったことで使い勝手が向上した「IQOS イルマ」ですが、一方でたばこスティックがホルダー内部で折れて詰まるという問題が起こることがあります。
今回はIQOS イルマユーザーでスティックが詰まり困っている方に向けて、解決法をご紹介します!
この記事でわかること
- たばこスティックが詰まった時の対処法
- たばこスティックを詰まらせないための対策
- 自力で直せない場合の対処法
- IQOS イルマの交換保証について
スティックが詰まった場合の対処法
IQOS イルマのスティックはパーツが分かれている構造のため、折れやすくなっています。
また、従来のIQOS(IQOS3DUOまで)はホルダーの先端のキャップを外すことができたため、スティックが中折れしても簡単に取り出すことができました。
しかしIQOS イルマはホルダーにキャップが付いていない構造上、スティックが詰まったときに取り除きにくいです。
➡アイコスイルマワンは掃除不要?正しい吸い方とクリーニングする際の方法・注意点
従来のアイコスとアイコスイルマの構造の違い
↑IQOS 3DUO・IQOS 2.4など従来はキャップ式
↑IQOS イルマ・イルマプライムはリング式
「スティックが中折れした」と言っても、さまざまな状態があります。
以下で、状態別の対処法を解説していきます!
先端が見えている状態
たばこスティックの先端がデバイスの吸い口から飛び出ているなら、指でつまんで引っ張り出すことができます。
引っ張りだす際にさらに折れないよう、まっすぐ引き抜くようにしてください。
全てが中に入ってしまっている状態
万が一中で折れて詰まった場合は、つまようじやピンセットなど先の細いものを使って引っ張り出しましょう。
たばこスティックの穴に細く尖ったものを刺して、引き抜きます。
このときも無理やり取り出そうとすると奥に詰まったり、さらに折れてしまうことがあるので慎重に行ってください。
道具を使う場合は、ホルダーの底部には触れないよう気を付けながら行いましょう。
ホルダーの底部を傷つけると、故障の原因になります。
➡アイコスイルマの故障パターン一覧!それぞれの対処法と無償交換保証解説!
アイコスイルマの分解方法
IQOS イルマ・IQOS イルマプライムのホルダーの先端のリングは、アクセサリーとしてさまざまなカラーや質感のものが用意されており、好みに合わせてカスタマイズできる仕様になっています。
ホルダーの先端のリングが邪魔で中折れしたスティックが取り出せない場合にも、リング部分を外すことで若干ですが取り出しやすくなります。
IQOS公式では、別売りのリングセットに付属している「リング取り外しツール」を使用することを推奨していますが、リングはホルダーの先端を押し込みながら反時計回りに回すと簡単に外せます。
リングを外したあとは、先端がとがったピンセットなどを使って取り出してください。
ホルダー内部がきれいになったら、リングをはめて時計回りに回し、もとの状態に戻しましょう。
スティックがボロボロになり摘まめない状態
ここまでの対処法を試すなかで失敗したり、喫煙後にスティックを引き抜こうとした際、タバコ葉の部分だけなかに残りスティックがボロボロになってつまめない状態に陥ることもあります…。
この場合はピンセットでつまむか、金属の細い道具でかきだしましょう。
ピンセットを使う場合は、先端が直線で細いものをオススメします。
100円ショップでも買うことができます。
ピンセットがない場合は
- 先端が細長いペン
- 直線状にしたクリップ
など、金属を使ってかきだしてみましょう。
かきだす際はタバコ葉で周りが汚れないように、ティッシュなどを敷いてから作業をします。
このときも、ホルダーの底部には触れないように注意してください。
底部を傷つけると、ホルダー内部をきれいにできても故障して吸えなくなってしまう可能性があります!
一度にきれいにしようとせず、何度かに分けて慎重に作業してください。
スティックを詰まらせないために
たばこスティックがホルダーに詰まることを防止するために
- 挿し込むときに強く押し込まない
- スティックは真っすぐ引き抜く
- 加熱中や吸ったあとはスティックが柔らかいため、すぐには取り出さない
- 定期的にホルダー内部を掃除する
ということを意識しましょう。
特に、IQOS イルマの扱いに慣れてきたときは、スティックを挿し込むときや引き抜くときの動作が雑になってしまいがちです。
普段から、スティックの使用は丁寧に行うようにすると中折れは減ります!
スティックは加熱中や吸ったあとは柔らかくなっているため、少しだけ冷ましてから引き抜くことでも中折れを防ぐことができます。
また、IQOS イルマは基本的に掃除不要ですが、長く使っていると汚れが詰まったり傷つくことがありますので、時間のあるときに綿棒などで軽く掃除しておくことをオススメします。
スティックの差し込み度合いの目安
たばこスティックがホルダー内に詰まらないようにするためには、フィルター上に印刷された線までゆっくりと差し込みます。
印刷されている線を確認し、それ以上は強く押し込まないでください。
スティックの引き抜き方
たばこスティックを引き抜くときも、ホルダーの差し口に対して真っすぐ引き抜くように意識します。
角度をつけて引き抜くと、中折れの原因になります。
自力で直せなければカスタマーセンターに相談
IQOS イルマは、ホルダーの先端のリングを外す以上の分解は素人にはできません。
自力でスティックや吸殻が取り除けない場合は、カスタマーセンターに相談しましょう!
カスタマーセンターへの連絡の方法には
- チャット
- メール
- 折り返し電話
の3種類があります。
まずは公式サイトの問い合わせページで故障症状を入力し、その後問い合わせ方法を電話・メール・チャットから選択してください。
メールでのやり取りは営業時間内のみとなっているので、返信が遅い場合があり、チャットで解決しない場合は結局電話でのお問い合わせになります。
最初から、電話でのお問い合わせを選ぶのが一番手っ取り早いですね。
➡アイコスのカスタマーセンターの問い合わせ先と問い合わせでできるお得術
アイコスイルマの保証や交換について
IQOSのマイアカウントに、ご自身が使っているIQOS製品のシリアルナンバーを登録(製品登録)をしておくとアフター保証「IQOSケアプラス」を受けられます。
【IQOSケアプラスの保証】
- 自損でも無償で交換できる
- 24時間以内に新品が届く
【IQOS イルマの保証対象】
- ホルダー
- チャージャー
- パワーアダプター
- 充電ケーブル
保証期間 | 購入から6ヶ月、「IQOSケアプラス」加入で1年に延長 |
交換回数 | ホルダー・チャージャー各1回まで |
申請方法 | LINE・eメール・チャット・カスタマーセンターで製品診断 |
費用 | 自損でも無償で交換 |
ホルダーとチャージャー各1回まで自損でも無償で交換可能です。
過去にホルダーを交換してもらっている場合は、チャージャーのみなら無料で交換してもらえます。
「IQOSケアプラス」の保証内容はIQOS イルマプライムも、IQOS 3DUO、IQOS 3マルチ、IQOS 2.4プラスも同様になります。
保証を受けるための手順については【アイコス故障してないのに交換】は可能! 壊れてないけど交換する方法や保証の範囲について解説でまとめています。
➡【アイコス コンビニでの買い方】購入手順や必要なものとコンビニで購入できる機種を紹介!
【まとめ】
- スティックが詰まった際は、詰まったスティックやたばこ葉を慎重に取り除くことで自力で直せる場合が多い
- スティックを詰まらせないために、普段かスティックの出し入れを丁寧にしたり、ホルダー内を掃除をしておくとよい
- 自力で直せない場合はカスタマーセンターに相談する
- IQOS イルマは諸条件を満たしていれば、ホルダーやチャージャーを無償交換してもらえる
IQOS イルマが詰まってしまった場合は、今回紹介した手順で自力で直せるか試してみてください!
それでも詰まりが取り除けず使えないという場合は、カスタマーセンターに相談してみましょう。
保証期間・保障範囲・保証対象の条件を満たしていれば、無償で新品と交換してもらうことができます!
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