今回、「令和7年度税制改正大綱」に加熱式たばこの税率引き上げが盛り込まれてるので解説したいと思います。
【加熱式たばこ増税】1本あたり0.5円の増税が3回予定されている
今回財務省が発表した加熱式たばこの税率引き上げ計画によると、加熱式たばこにかかる税金は今後3回に分けて0.5円ずつ引き上げられるとのこと。
| 時期 | 引き上げ額 | アイコス1箱いくら? |
| 現在 | – | 580円 |
| 令和9年4月 | 1本あたり0.5円 | 590円 |
| 令和10年4月 | 1本あたり0.5円 | 600円 |
| 令和11年4月 | 1本あたり0.5円 | 610円 |
この計画では令和9年から毎年1本あたり0.5円の税が上乗せされていくので、1箱20本入りのたばこでは合計で10円が上乗せされていく計算になります。
令和11年にはアイコス1箱が610円となる計算です。恐ろしいですね~
毎日1箱喫煙する場合でシミュレーションしてみた
| 時期 | アイコス1箱 | アイコス1か月(30日) | アイコス1年 |
| 現在 | 580円 | 17,400円 | 211,700円 |
| 令和9年4月 | 590円 | 17,700円 | 215,350円 |
| 令和10年4月 | 600円 | 18,000円 | 219,000円 |
| 令和11年4月 | 610円 | 18,300円 | 222,650円 |
現在と令和11年で年間にかかるたばこ代を比較すると、アイコスを1日1箱吸う場合にかかる費用にはなんと10,950円もの差が出ることになります。実に現在のアイコス約2カートン分。。
この増税によって政府は約2,000億円の税収を確保する予定とのことですね。
現在のたばこ税は旧国鉄の債務返済や国有林野事業の負債の穴埋めに使われているそうですが、今回の増税では防衛強化の財源とするようです。
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なんで加熱式たばこだけ増税?
現在紙巻きたばこにかかる税金はたばこ代の約61.8%であるのに対して、加熱式たばこの税金は約47.2%です。
そのため、この差を解消すべく加熱式たばこにも段階的に税金を上乗せしていく方針とのことです。差を解消したいのであれば紙巻きたばこの税金を引き下げてくれればいいのですが。。

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喫煙者は社会的にも経済的にもどんどん追いつめられる世の中になってきましたね。
これからもたばこを美味しく吸うためにはもっと稼がないといけないですね~
増税の影響がない電子タバコの乗り換えるのもアリ
紙巻きたばこや加熱式たばこはたばこ税の対象になりますが、電子タバコはたばこ税の影響を受けずに安定した価格で購入することができます。




電子タバコ、ベイプ、持ち運びシーシャなどと言ったこれらの製品は、たばこ葉を使用していないためニコチン・タールが含まれていませんが、大量の蒸気や豊富なフレーバーを楽しむことができます。
増税を期にたばこをやめたいけど、気分転換やリフレッシュのために何か吸っていたい!という方はこちらを検討してみてもいいですね!
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