TARLESS(ターレス)とは

サイズ / 重量 | 106*38*15mm / 90g |
カラバリ | ・マットブラック ・スノーホワイト ・ブラッシュシルバー ・ブラッシュレッド ・LIFEGUARDコラボモデル ・HOLIC TVコラボモデル |
バッテリー容量 | 900mAh |
ポッド容量 | 2ml |
抵抗値 | ・1.0Ω(ショート) ・1.6Ω(ロング) |
ターレスはベプログショップから発売されているプルームテック対応のVAPEデバイスです。
カートリッジを取り替えることで、プルームテックのたばこカプセルも通常のベイプとしての利用も両方可能なデバイスとなっています。
正直プルテクの互換機系は色々ありますが、その中でもターレスはかなり代表的な互換機。今回はこのターレスを実際に使ってみて、使い心地を検証します。
YouTubeでも実吸しながらレビューしています
付属品

- TARLESS(ターレス)本体
- プルームテック用カートリッジ
- VAPE用カートリッジ
- micro-USB ケーブル
- 取扱説明書
TARLESSの使い方
⓪利用するカートリッジを選択

先述の通り、TARLESSにはプルテクモードと、通常のVAPEモードの二種類があり、カートリッジの構造が異なります。
左側のようなパイプ部分が長い方がプルテク用で、カプセルが挿入できるようになっており、右側のパイプが短い方が、VAPE用です。
利用したいモードのカートリッジにリキッドを注入後デバイスに装着し、利用します。
①カートリッジにリキッドを注入

まずは選んだカートリッジにリキッドを入れます。上記の赤丸の部分を回して開けることで、リキッドを注入できるようになります。

キャップを開けたら適量リキッドを入れてあげましょう。今回は同時に送っていただいたプルリキのエナドリ風リキッドを使います。
②加熱モードを選択して、ボタンを押しながら吸引
リキッドをカートリッジに注いだら、カートリッジを本体にセットしましょう。
今回のTARLESSは、カートリッジも本体キャップも全てマグネットで簡単に装着できるようになっています。磁石なのでアイコスのキャップのように壊れる心配が無いのもいいですね!
装着が完了すれば、最後に利用するモードを選びます。左から順に「電源OFF→プルテクモード(L)VAPEモード(S)」となっているので、基本的に利用するカートリッジに合わせてあげるだけでOK。

吸い込むときはこのボタンを押しながら吸うことで、煙が出てきます。これは通常のVAPEに寄せた仕様となっています。
VAPEでもメカニカルMODのように初心者殺しのような複雑な設定項目が無いため、VAPE初心者のユーザーさんでも簡単に使えると思います。(私です。)
ディティールが綺麗な本体デザイン
ターレスを手に取ってみて一番最初に感じた点が、ディティールの精巧さです。
ネジであったり、本体全体の質感など、各所で痒いところに手が届いていて高い高級感を楽しむことができます。

ネジが光沢系ゴールドのものを利用していたり

本体全体もズレのない金属光沢系のデザインで煌びやかながら大人でも安心して利用できるデザインに。

全面にはリキッド確認用の窓が設置されており、内部にはプルテク+withのようなLEDが内臓されています。
ここのLEDは5色のカラーで点灯し、色ごとにバッテリー残量を示してくれます。
各カラーと電池残量は以下の通り。
点灯カラー | 電池残量 |
白 | 80%-100% |
青 | 60%-80% |
緑 | 40%-60% |
紫 | 20%-40% |
赤 | 0%-20% |
TARLESS(ターレス)を使ってみて感じた良かった点
①プルテク互換機としても、VAPEとしても妥協の無い一台

今回のTARLESSですが、正直プルームテックとしても本家に引けを取らない性能で、VAPEとしても通常のエントリーモデル並の性能を有しており、まさに1機2役を果たした優れものデバイスでした。
肝心の吸い心地ですが、申し分ないです。抵抗値の低いショートカプセルでは通常のVAPEのような爆煙を楽しむことができ、反対にプルテクモードではしっかりタバコの味も分かるような本家に近い煙が出るようになっています。
VAPEでプルテクカプセルが使えるとはいえ、再現度は落ちているのかと思いましたが本家並の満足感を楽しめて驚きです。
①プルテクモードで3秒以上のパフで自動終了→カプセルにやさしい

プルテクのカプセルは、通常のVAPEのような濃密な煙で利用すると、すぐカプセル内のタバコベイパーが湿って使えなくなってしまいます。
特に爆炎好きの私だとつい、いっぱい吸ってしまって、すぐカプセルをダメにしてしまいそう。
しかしこのような人にも、TARLESSのSモード(プルテクモード)では3秒以上連続で吸引すると、自動的に煙が出なくなる仕組みが搭載されています。
このおかげで、ついつい知らない間に吸いすぎてカプセルを無駄にしてしまう心配もありません。
①ドロー調整が可能

TARLESSのドローの重たさも自分でカスタマイズできます。
カートリッジに空気の取り込み穴の大きさを、付近のパーツを手で簡単に回すことで自由に調節できるようになっています。
完全に締めると、とても重たいドローになるので、これまでのVAPEやプルテクではドローが軽すぎた!という方でもOK。
②リキッド漏れ対策が十分

TARLESSに限らず、VAPE全般で言われるリキッド漏れのトラブルですが、私が使った感じでは、VAPEとしてはかなりリキッド漏れを起こしにくい構造になっているなと感じました。
上記の写真は私が普段利用しているVAPORESSOのTARGET PM80なのですが、こちらのカートリッジはキャップがシリコン製なんですよね。
なのでどうしても携帯しているとリキッドが漏れ出すことがありました。
しかしTARLESSは金属製のネジでパッキンを挟み込むタイプなので、かなりリキッドが漏れにくかったです。

周りに付着してしまう分くらいのリキッドは漏れてしまいますが、このレベルの漏れは本家のプルテクでも頻発するので、仕方ないです。
③煙の量が調整できる

TARLESSは言い換えればPOD式のVAPEでもあり、カートリッジのコイルの抵抗値を選ぶことで煙の量も選ぶことが可能です。
プルテク用のロングカートリッジは1.1Ωで本家に似た煙量で、ショートカートリッジは0.6Ωでかなり爆煙カートリッジでした。
かなり抵抗値の異なるカートリッジが付属しているので、気分に合わせて変えるのが楽しいです。
②パフカウントが無いのが楽

本家プルテクで一番面倒なのが、パフカウントの仕組みですよね。
色々な理由でこのカウントは私はあてにしておらず、自分の感覚でキックが落ちてきたら新たなカプセルにするという使い方をしています。
なのでこのカプセル切れの際に突然吸えなくなるのはかなり不便。
しかしTARLESSはパフカウントで自動的に止まることがないので、自由に自分のペースでカプセルを交換することができます。
これはかなりストレスフリーに感じました。
③キャップで衛生的+予備のカプセルを持ち運べるのも便利

TARLESSにはキャプがついており、①キャップがあることで直接口に触れる部分をカバーできる②キャップ内に予備のタバコカプセルを1個収納できます。
これまでプルテクを持ち運ぶ際に、本体のみ持ち歩いて出先でカプセルが死んでしまうことが多かったので、予備のカプセルを持ち運べるのは非常にありがたいです。
また、衛生面についても特に昨今のようなコロナ事情なので、口に触れる部分をカバーできるのは非常に安心ですね。
TARLESS(ターレス)を使ってみて感じた悪かった点
①本体が少し大きめ

これまでのプルームテックプラスと比べると、ターレスの本体はそこまで大きなデバイスではなかったものの、最近発売されたPloomTECH+withの本体と比べると、ターレスは少し大きいかも。
とはいえ特段長かったり、分厚かったりというわけでもないので、十分ポケットで持ち運べるサイズですが、コンパクトさをこだわる方には少し大きいかも?
②金属で冷たいかも?

ターレスの本体素材なのですが、周りは金属素材を採用しています。
金属なので非常に質感としては好印象なのですが、冬だと本体もかなり冷たくなります。ここはネックですね。
TARLESS(ターレス)の価格

最安は楽天で500円OFFクーポンを利用して購入する方法です!
セット内容は以下の通り。
- TARLESS PLUS本体
- ロングカートリッジ
- ショートカートリッジ
- 国産リキッド × 2本
現在TARLESS本体に加え、以下の全8種のオリジナル国産リキッド「プルリキ」も付属してくるとのこと。
- メンソール
- アップルメンソール
- ミックスベリーミント
- ローストタバコ
- マスカットメンソール
- パイナップルピーチメンソール
- プルリクNEOソーダ
- プルリキNEOエナジードリンク
総評
今回のTARLESSですが、1台でプルテクとVAPEの2台分の機能を持っています。
さらにエアの流量調整ができたりと、本家のプルテクにはない機能まで搭載されていて、非常に優れもの。
1台でVAPEとしても利用できると、禁煙アイテムとしての可能性も秘めています。
プルテク単体よりは高いですが、2台買うことを考えればかなり安い価格設定であるとも言えるでしょう。
なにより吸い心地や本体の質感もかなり高いので、これはおすすめ互換機ですね。
コメント