ねー、タバコやめてよ。歯黄色いの嫌だよ(´・ω・`)
えー仕方ないなー。じゃあプルームテックに変えてみるよ。
何?プルームテックってタバコでしょ?それ意味あんの?
より健康な生活のためであったり、口臭対策等の目的でプルームテック等の加熱式タバコに乗り換える愛煙家さんは近年非常に増えているのですが、プルームテックに乗り換えることで、歯の黄ばみを防止することはできるのでしょうか。今回はそんな疑問を、そもそも喫煙によって歯が黄ばんでしまうメカニズムから考えてみます。
この記事を2行でまとめると
- 歯の黄ばみは主流煙に含まれる、「ニコチン」「タール」が両方作用して起こる。
- プルームテックは主流煙に含まれるタールをほとんどカットしているため、黄ばみの原因にはなりにくい。
プルームテックでは歯は汚れない理由
タバコを吸うと歯が黄色くなる仕組み
そもそもタバコを吸うとなぜ歯が黄色くなってしまうのでしょうか。歯に直接触れ、歯の黄ばみに直接影響する主流煙には、一酸化炭素や二酸化炭素、アンモニアなどの、実に4000種類ほどの発がん性物質が含まれています。そしてその中でも歯の黄ばみに直接影響してくる物質がニコチンとタールです。
- 喫煙による歯の黄ばみの直接の原因はタールとニコチン。
そして具体的には、ニコチンは黄色く歯の表面に現れる物質で、その物質を歯の表面上に固着させる役割をタールがになっています。ですので簡単に図にして説明すると
このような仕組みになっています。基本的に歯に付着する黄色い物質は、ニコチンです。しかし当然ニコチンが付着するだけであれば、ニコチンは簡単に歯磨きで洗い落とすことができるので、歯は黄ばみません。ここでタールが出てきます。
タールは「【3分で出来る!】グローの掃除/クリーニング方法を超シンプルに解説!」の記事でも解説しましたが、基本的に主流煙として出てきたときは液体なのですが、何か物に付着したのちに時間がたつと、個体化します。これがミソで、簡潔にまとめると
- ニコチン汚れを、外側からタールがカバーして固着させる
こういった仕組みで、歯に付着した黄色く見えるニコチンがどんどん定着していくという仕組みになっています。
プルームテック等の加熱式タバコはタールがカットされている
ということで、ここまで解説すればあとは簡単なのですが、結論から述べてしまうと
- プルームテックの喫煙による歯の黄ばみは起こりにくい
とすることが言えます。というのも上記で解説した通り、喫煙で歯が黄ばむメカニズムとしては
- ①喫煙時に口内に発生したニコチンが歯の表面に付着する
- ②歯の表面に付着したニコチンの上にタールがさらに付着し、付着したタールが歯に固着(固まる)することで、歯の黄ばみも定着する
というような流れでした。しかし、見出しでも解説している通り、プルームテックから排出される蒸気には、タールがほとんど含まれていません。そのため、歯でのニコチン汚れが定着しないのです。ですので、プルームテックの喫煙による歯の黄ばみは起こりにくいと言えます。
結論 : プルームテックの喫煙では歯は黄ばみにくい
というわけで、最後に一行で簡潔にまとめるとすれば。。
- プルームテックの主流煙はタールがほとんどカットされているので、歯の黄ばみを起こしにくい。
ということです。他の加熱式タバコのグローシリーズであったり、アイコスシリーズはプルームテックのような低温加熱式タバコと比べて加熱温度が高温なため、そもそも紙タバコと比べると微量なものの、原理上プルームテックよりは多くタールが発生すると考えられていますが、プルームテックに関しては、そもそも加熱温度が非常に多く、かつそもそもタバコ葉を直接加熱しているわけではないので、タールはほぼカットされている=黄ばみを起こしにくいと考えて問題ないでしょう。
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