「アイコスに変えてからよく、口内炎ができるようになったんだけど。。。」
このようなトラブルは、アイコスだけでなくグローやプルームテックでもよく言われます。
しかし大丈夫。アイコスであれば、ちょっとした方法で口内炎ややけどを防ぐことができる場合があります。
今回はそのような「アイコスの利用で起こってしまう口内炎ややけど」の解決方法を動画などで徹底解説しています。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、正しい利用方法でアイコスを利用しストレスフリーなアイコスライフを送ってください。
なぜアイコスで火傷してしまう?
よくある原因 : 外れスティック
スマ部編集長もメインで使っているデバイスがアイコス3multiなのですが、たまにアイコスの蒸気が非常に熱く感じることがあります。このような時ってだいたい

外れスティックを無理やり押し込んでいる
ことが多いです。この外れスティックというのは「奥まですっとささらないアイコスヒーツ」です。体感では1箱に1本くらいのペースでこの外れスティックが入っていますね。
なぜ外れスティックはうまく刺さらない?
これはアイコスだからこそなのですが、アイコスは加熱式たばこの中でも、本体内部に「加熱芯」とよばれる金属部品があり、その金属板をたばこ葉に突き刺し、その芯が高温になり葉を燃やす構造になっています。

当然アイコスのヒーツもたばこ葉が詰まっているのですが、中のタバコ葉に時々「固い塊」が存在します。
そのような塊が上記写真のブレードと呼ばれる部品に接触したりして、スティックが刺さりにくいという現象が発生してしまいます。
無理やり押し込むと蒸気が高温になる可能性
このまま無理やり押し込んで利用すると、うまくタバコ葉の中心にブレードが刺さらなく、場合によっては空気の通り道が塞がれてしまうことがあります。
そして空気の通り道が塞がれた状態で普段通り吸引すると、残された空気の通り道により多くの空気が集中し、その一部分だけが集中的に加熱されます。
そうなると当然発生する蒸気も高温になってしまいます。
そのため、外れスティックを無理やりさすという行為はNGなんですよね。

そもそも無理やり差し込んだ時って、だいたい出てくる煙も美味しくないですよね。
なので、外れスティックに当たってしまった時に無理やり押し込んで吸うというのはやはり、NGです。
じゃあ外れスティックに当たってしまった時はどうする?
この外れスティック問題は「普段のクリーニング」と「正しいアイコスヒーツの挿入方法」で改善します。
①正しい方法でスティックを挿入する
要は「スティックを挿入する前に、スティックのタバコ葉の部分を揉み、さらにカバーを上げてから挿入する」ということですね。
こうすることで、事前にタバコ葉の塊を潰すことができるので、うまく挿せる可能性が高いです。
②定期的にアイコスをきちんと掃除する

アイコスの掃除をサボると、内部に過去のヤニ汚れや、燃えかす汚れが溜まり、外れスティックでなくてもうまくアイコスが刺さらない可能性が高いです。
日々のクリー二ングを怠る
↓
内部に汚れが溜まりスティックが上手く挿しにくくなる
↓
トラブル
掃除をサボると、刺さりにくいだけでなく、吸い心地も悪化。
アイコスを掃除しないと、吸い心地も非常に落ちます。
ですので、アイコスは具体的には最低でも一箱吸うごとに一回は掃除するようにしましょう。
【壊れます。】アイコスの掃除は専用キット利用が必須。
アイコスって、最初に買った時に専用のクリーニングの綿棒が同梱されていますよね。
これってただの綿棒じゃなくて、「アイコスをクリーニングする為」に設計された綿棒なんです。
自分も最初はこの綿棒で掃除をしていたのですが、最初に入っていた綿棒を使い果たしてしまい、普通の100均で売っているような綿棒で掃除をしていると。。。
あああああああああああああああああああああああああ
— スマホまわり部公式 (@sumabu_official) November 23, 2019
ついに俺にもこの時が。。。。#iQOS #iqos3 #アイコス壊れた pic.twitter.com/svrNwTbm8Q
こうなってしまったんですよね。。。おそらく普通の綿棒って
- 先端の細かい糸が処理されていない
- アルコールの塗布が行われていない
ので、ブレード上に付着しているコゲ汚れなどに絡まってしまい、掃除中にブレードの根元に力がかかってしまったんですよね。
その結果折れてしまいました。ですので現在では以下のような専用のクリーニングキットを利用しています。
「掃除のためにこれは高くない?」と思われるかもしれませんが、ここをケチってアイコス本体が壊れてしまっては本末転倒なので、私はケチらず利用するようにしています。
なぜアイコスで口内炎になる?

アイコスの利用で口内炎ができる原因として考えられているものとして大きく考えられているものは以下の2つです。
- (紙たばこから移行した人は)タール不足のストレスが原因
- 多湿環境下での高温蒸気による慢性やけどによるダメージが原因
特に紙タバコからアイコスに乗り換えた人に口内炎は多い
ツイッターを少し調べればわかるのですが、もともと紙たばこを吸っていて、「禁煙のため」にアイコスを利用し始めた方で、口内炎を訴える方が多いです。
これはアイコスの成分が原因で口内炎が発生しているのではなく、単純に禁煙によるストレスが原因で口内炎が発生しているので、解決方法はなんとかしてその禁煙のストレスをなくすほかないです。

例えば現状アイコスで特に禁煙のために「NICOLESS」というニコチン、タール0のスティックを吸っている方であれば、まずはニコチン入りの物を利用し、徐々にニコレスに変えていくなど
- 段階を経ながらストレス量をコントロールしながら禁煙する
ことが大切です。
グローでやけどをしてしまう原因と解決法

グローも、アイコス同様、ユーザー間で蒸気でやけどをしてしまったという声がよく挙がっています。
グローは私もやけどはしたこと無いものの、確かにアイコスと比べたら吸引時に出てくる蒸気の温度は比較的高温だなと感じます。特に。。
- 初回吸引時に勢いよく大量に吸い込むとかなり熱い
ですよね。グローは最初の数回が一番キック感もあって美味しいという人もいるので、最初に思い切って吸いたくなる気持ちもわかりますが、アイコスとは異なり、挿し方に問題があって蒸気が高温になってしまうわけではないので、正直改善することは難しいです。
ですので解決法としては「序盤での急速吸引を控える」という方法しかありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アイコスは製品の構造上、いろいろと工夫ができますが、グローは正直改善が難しいです。そもそも、どちらの製品も加熱式たばこの中では数百度でたばこ葉を加熱する「高温加熱式」にジャンルわけされる製品となっています。

ですのでどちらの製品でも蒸気の方法を試しても改善しなかった場合は、「低温加熱式」のプルーム・テックシリーズか、グローの中では初めての低温加熱式たばことなる「glo sens」への乗り換えも考えてみるのも一つでしょう。
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