3年使って分かった加熱式タバコのリアルなメリット、デメリット

merit-demerit eye catch加熱式タバコ

近年法改正も伴い、街中で加熱式タバコを見かけるシーンも非常に増えました。

世間のタバコに対する捉え方も変わり、加熱式タバコへの乗り換えを考えている方も多いのではないでしょうか?

今回はそのような方へ、加熱式タバコ3年目の私が日常で感じた「加熱式タバコのメリット、デメリット」をまとめます。

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【前書き】健康への影響は分からない

iqos harmful explain image

まず確認しておきたいのが「加熱式タバコが身体に与える影響」。

メーカーは当然加熱式タバコは健康懸念物質が少ないなどと言って製品を販売していますが、結局は「まだ分からない」といわざるを得ないのが実情です。

やはりこれからどれだけ研究が行われたとしても、生の人間に長期間利用してもらわないと確証は得にくく、断言はできないという時代が続くのは間違いないでしょう。

そんな中近年、加熱式タバコを承認する機関も増えてきました。

FDA(アメリカ食品医薬品局)がアイコスを承認

米国の政府機関であるFDA(U.S. Food & Drug Administration)は2020年7月7日、iQOSの「リスク軽減たばこ製品申請」について「曝露低減たばこ製品」として販売することを許可しました。

具体的にはFDAは

  • iQOSはタバコ葉を燃やさず加熱する
  • これにより発生する有害および有害性成分の量が大幅に低減する
  • これによりiQOSに切り替えることで、有害および有害性成分への曝露が低減する

という内容でアイコスの販売を行うことを許可しました。(米国内での販売に関して。FDAの見解に過ぎません。)

これは事実上の加熱式タバコの健康へのポジティブな効果を認めた一例と言えるでしょう。

(ソース : FDAPMIプレスリリース

【3年使って分かった】加熱式タバコのメリット

自宅で気にせず吸える

ploomtech+with home smoking image

加熱式タバコの一番のメリットは何と言っても自宅で気にせずタバコが吸い放題ということです。

  • 副流煙が出ない
  • ヤニが出にくい

ため

  • 服や部屋に臭いが移りにくい
  • 壁にヤニ汚れが付きにくい

という強みになります。

服に臭いがついたり家が汚れるので自室では吸いませんという人も多いです。しかし加熱式タバコなら家でも吸えるのが大きいです。

加熱式ONLYの喫煙所も多い。今後増えるはず

2020年4月より施工された「改正健増法」により、屋内は原則禁煙になりました。それに伴い、加熱式タバコ飲み利用可能な飲食店の数も増えました。

特にカフェ等では加熱式のみ利用できる店舗が増えたように感じます。

(ソース : JT

灰が飛び散らない

紙巻きタバコってどうしても灰を落とす時に、一部の灰が飛び散ってしまいますよね。

しかし加熱式タバコはそもそも灰を出さない(スティックから落ちにくい)ので、その心配がありません。

灰皿も不要ですし、燃え残りから火災の心配も不要で心が楽です。

【3年使って分かった】加熱式タバコのデメリット

よく言う「吸い足りない」はすぐ慣れます。

紙巻きから加熱式に移行した方の一番のクレームは「吸った気がしない」と言うもの。私も最初はタバコらしい満足感が少ないなと感じました。

しかしこれ、すぐ慣れます。ウダウダ言いながらも2箱分くらい吸うとあら不思議、十分アイコスで満足できるようになりました。

今では逆にアイコスの方が吸いたいという時も少なくありません。これはニコチン量の十分なアイコスだからかもしれませんが、体が慣れてくると十分満足できるようになります。

加熱式タバコでも機種によって特性が全然異なります。ぜひ乗り換えを検討されている方は以下の記事からご自身に最もあったデバイスを探してください。

■関連記事

結局プルームS 2.0とアイコスどっちがいい?両刀使いが徹底比較!

【全機種オーナーが教える】失敗しない加熱式タバコの選び方2020

無意識に本数が増えてしまう

「加熱式タバコなら健康だから大丈夫」という根拠の無い気持ちからついついダラダラと多くの本数を吸ってしまいがちです。

特にアイコスやプルームSのようなタバコスティックを使うタイプなら本数が目に見えてわかりやすいですが、プルームテックはカプセル交換までいつまでも吸えてしまうので、ついついトータルの喫煙回数が増えがちです。

この喫煙習慣を自分でコントロールしないといけないのが、加熱式タバコの大きなデメリットの一つですね。

節約になるとは限らない

加熱式タバコは根拠のない安心によってついつい多く吸いがちになります。

しかしタバコスティックの値段は通常の紙巻きたばこと変わりません

ということは、使い方によっては紙巻き時代よりタバコ代がかさんでしまう可能性も十分にあり得ます。

また価格は機種によって大きく変わります。アイコスやグローなどのタバコスティックを使うタイプは基本的に紙巻きと同じですが、プルームテックは料金が特殊なので、是非チェックしてみてください。

■関連記事

【本当は安い?】プルームテックのランニングコストを検証比較

充電忘れや本体忘れが痛い

加熱式タバコを利用するには本体を充電し、かつその本体を携帯しないといけません。

充電を忘れたり本体を忘れてくると、出先でスティックを買っても吸えません。

この辺りも地味に痛いです。

喫煙者へ向けたメッセージ

加熱式たばこにはリスクがないわけではなく、ニコチンが含まれ、習慣性があります。20歳未満の方は購入できません。

加熱式たばこを使用する際は、たばこ製品の使用に関する各地のルールおよび周りの方々、特にお子様に十分お気遣いいただくようお願いいたします。

また加熱式たばこ利用者は抗酸化作用を有する血中カロテノイド値が低いという研究があります。成人1人1日当たりの野菜摂取目標量として、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン等の適量摂取が期待される350g以上の野菜の接種を推進しております。

喫煙者の皆様が健康的に加熱式たばこを楽しんでいただくことを応援しております。

総括 : 私は加熱式タバコ派

この通り、加熱式タバコにはメリットもデメリットも当然両方ありますが、私はメリットの方が上回るかなと思っています。

特に臭いに関する部分が一番大きいですね。部屋で吸えて紙巻きに近い満足が得られるので、非常に重宝しています。

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