結局プルームS 2.0とアイコスどっちがいい?両刀使いが徹底比較!

plooms-iqos-comparison eyecatchPloom

7月の頭にプルームS 2.0が発売され、アイコスユーザーでも気になっている方は多いのではないでしょうか。

そんな中、アイコスもプルームS 2.0も両方利用している加熱式タバコ大好きブロガーの私が、両デバイスを12の比較軸より徹底比較します。

プルームS 2.0とアイコスはどのように違うのでしょうか。

最後まで読んでいただき、各デバイスの特性を理解し納得された上であなたに合った最高の加熱式デバイスを選びましょう。

⇒最新機種プルームX含めたプルームシリーズは【比較】プルームシリーズ本体の全種類を比較!買うならどれ?おすすめ機種紹介にて紹介しています!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

安さと臭いの少なさが売りのプルームS 2.0

PloomS2.0-image
プルームS 2.0の特徴
  • 安い
  • メンテナンスが簡単
  • 周りに臭いと言われにくい

プルーム初の高温加熱式プルームSが昨年年初に発売され、20年夏、1.5年ぶりにリニューアルされたプルームS 2.0が登場しました。

プルームS 2.0本体に関しては「プルームS 2.0をレビューしてみた」をご覧ください。

最も紙巻きに近いアイコス

iQOS 3 DUO blue image
アイコスの特徴
  • 最も紙巻きタバコに近い吸い心地を楽しむことが出来る
  • 専用スティックの銘柄数も豊富に用意されている

日本に加熱式タバコが広がったのはアイコスのおかげといっても過言ではありません。

そのようなデバイスで現在も高いシェア率を誇るのがこのアイコス。

本体レビューはアイコス 3 DUOがやってきたをご覧ください。

【ハード比較】手軽なプルームS 2.0と本格派のアイコス

総合評価

プルームS 2.0アイコス 3 DUO
デザイン性★★★★☆★★★★★
カラバリ3種6種
重量107g130g
掃除・メンテナンス楽ちんかなり大変

①デザイン性

デザインと言ってもここはかなり各個人の主観による部分なので、比較が難しいですね。

個人的にはデザインにおいては、アイコスの方が好みですね。アイコスの方が本体細部までしっかり工夫されている印象を受けます。例えば。。。

Ploom S 2.0 back line image

初期版だからかもしれませんが、プルームS 2.0は上記のような「バリ取り漏れ」のような痕があったり。

2021年現在、このような「バリ取り漏れ」は無さそうです。

またアイコスではコラボカラーの販売や、ドアカバーなどのアクセサリーが販売されていたりと、デザインを楽しむ方法が多いです。

これらのような理由より、デザイン性はプルームS、アイコス共に優れていると考えています。

②カラバリ

プルームエス 2.0 カラー
プルームS 2.0 : 10種類カラーバリエーションが登場
プルームS 2.0とアイコス 3 DUOのカラバリ(2021年3月現在)
  • プルームS 2.0: 10種類(通期2色、数量限定1色)
  • アイコス 3 DUO : 6種類(通期5色、期間限定1色)

2021年3月では上記のようにプルームS 2.0の方がカラバリが多いです。しかしここは少しトリッキーで

  • プルームS系 → 後から通期モデルの新カラーが販売開始される。
  • アイコス系 → 通期カラーは不定期追加。後から追加されるのは、期間限定カラーが多い。

という販売戦略が取られることが多いです。

ですので現在の数値をそのまま単純に評価するというわけには行かなさそうです。

③サイズ/重量

Ploom S 2.o and iQOS size comparison
Macbook Pro 13inch と iphone 6s
プルームS 2.0アイコス 3 DUO
重量107g130g(チャージャー108g/ホルダー22g)
サイズ幅 : 56.3mm
高さ : 93.2mm
奥行 : 24.5mm
幅 : 46.3mm
高さ : 114.7mm
奥行 : 22.9mm

全体重量は、プルームS 2.0の方が軽いです。これは持ち運びに直結なので大きいですね。

とはいえアイコス 3 DUOは分離タイプなので、実際にタバコを吸うときはチャージャー内部に格納されているホルダー(22g)を利用します。

タバコを吸っているときはアイコス 3 DUOの方が軽いということになります。

ここも上の2点を踏まえると優劣がつけ難いです。

④掃除・メンテナンス

先に結論を述べてしまうと、掃除やメンテナンスにおいてはプルームS 2.0の圧勝です。

なぜならアイコスはメンテナンスが非常に厄介だからです。

iQOS blade dirty image
半年ほど使ったアイコス3マルチ。掃除してもブレードの汚れが落ちにくい。

筆者もアイコスを頻繁に利用しますが

ブレード式(アイコス)のここがダメ
  • 掃除を少しでもサボると喫味が急激に悪化する(まずくなる)
  • 掃除をしていても半年ほど利用すると、汚れが落ちにくくなる(まずくなる)

等々の性質があり、かなり不便だなと感じることが多いです。

一方プルームSは、アイコスのようにブレードを用いてタバコ葉を直接加熱するタイプではなく、タバコ葉全体を周囲から加熱する仕組みです。

それゆえ本体内部に汚れがたまりにくいため、掃除がかなり楽です。

【価格編】高コスパのプルームS 2.0とハイグレのアイコス

総合評価

プルームS 2.0アイコス 3 DUO
本体価格3,980円9,980円
故障のし易さ壊れにくい壊れやすい
保証内容(最大)自損2回+紛失1回自損3回
保証期間2年1年
専用スティックの価格460円〜490円470円〜520円

①本体価格

Ploom S 2.0 and iQOS price comparison image
プルームS 2.0アイコス 3 DUO
本体価格3,980円9,980円

こちらもプルームS 2.0の勝ちですね。実に2倍以上の開きがあります。

特にプルームS 2.0は売り出し時点から上記の価格設定なので、かなり安いといえます。

定額プラン

Ploom and iQOS suscription image
プルームS 2.0アイコス 3 DUO
定額プラン360円×12ヶ月(4,320円)900円×12ヶ月(10,800円)

プルームS 2.0、アイコス 3 DUOの両方が定額プランの対象機種となっていて、上記のような料金で購入可能です。

こちらにおいてもプルームS 2.0の方が圧倒的に安いですね。

プルーム S 2.0の定額プランは「プルーム定額プランを解説」を
アイコスの定額プランは「アイコス定額を徹底解説」をご覧ください。

②故障頻度や本体保証

プルームS 2.0アイコス 3 DUO
故障頻度故障しにくい故障しやすい
本体保証(通常購入時)1回1回
本体保証(定額プラン加入時)自損2回+紛失1回自損3回
保証期間2年1年

まず故障頻度に関して。故障頻度はアイコスの方が圧倒的に多いです。

アイコスはブレード折れや、折れていなくても喫味が悪くなり交換する必要が出てきます。

しかしプルームS 2.0は故障しやすいパーツもなく、喫味の変化も現時点では感じておりません。

続いて保証内容に関して。保証内容はほぼ変わりません。

どちらも3回まで保証が付いています。プルームS 2.0は定額プラン加入時であれば1回まで紛失保証もつきます。

一番の違いが保証期間。プルームS 2.0の保証期間はアイコスの実に2倍の2年間です。これは超安心。。。

プルームS 2.0は壊れにくいからこそ、保証期間を長くしても大丈夫なんでしょうね。

③スティック価格

プルームS 2.0アイコス
メビウス490円/
キャメル460円/
マルボロ/520円
ヒーツ/470円

スティック価格も、プルームS 2.0の方が安いです。

とはいえアイコスとプルームS 2.0では吸引可能時間が異なります。

  • プルームS 2.0 : 4分30秒
  • アイコス 3 DUO : 6分

このように、アイコスの方がそもそも吸える時間が長いため、一概にたばこスティックの値段から比較するというのも難しいかもしれません。

【喫味編】臭くないプルームS 2.0と紙巻寄りのアイコス

総合評価

プルームS 2.0アイコス
ニコチン量0.42mg1.86mg
キック感★★★☆☆★★★★★
加熱温度200℃300℃〜350℃
周りへの臭さそこまで臭くない臭いと言われやすい

①キック感・ニコチン量

(メンソール)プルームS 2.0アイコス
ニコチン量0.42mg1.86mg
キック感★★★☆☆★★★★★

ニコチン量からも見てわかる通り、キックはアイコスの方が強いです。

アイコスの方がより紙巻タバコにも近く、吸い応えにおいてはアイコスに軍配が上がります。

②加熱温度

プルームS 2.0アイコス
加熱温度200℃300℃〜350℃

加熱温度は見ての通り、プルームS 2.0の方が低く設定されています。

この加熱温度ですが、一概に高い方がいいとは言えず

加熱温度が高い加熱温度が低い
メリットキックが強くなる加熱式の独自臭が減る
有害物質が減りやすい
デメリット加熱式の独自臭がきつくなる
有害物質が増える
キックが薄れる

このように一長一短となっています。

ご自身の喫煙スタイルや加熱式タバコの利用目的に合わせて、自身にあったデバイスを利用されるのがいいでしょう。

③味の持続性

味の持続性は、アイコスの方が優れています。ブレードタイプの恩恵ですね。

プルームS 2.0はやはり、どうしても喫煙中後半になるにつれて、味が薄れる現象を克服できていません。(テイストアクセルの影響で、初代からはかなり改善しました。)

おそらくグローやプルームSのような全方位加熱システムだと、加熱しヒーターが高温になることで、ヒーターが膨張しヒーター径が大きくなり、「空気の漏れ」が生じることが原因で後半の味が薄れるのでしょう。

だからこそブレード式加熱のアイコスでは味が薄まらないということですね。

④加熱式たばこ臭のキツさ

プルームS 2.0の方が臭くないです。というよりも、アイコスが臭い。

アイコスは大手の加熱式タバコの中でも最も高温で加熱しているため、どうしても加熱式タバコの独自臭がしてしまいます。

加熱式タバコの中でもアイコスだけ「アイコス臭」という言葉があるように、アイコスはやはり周りからも煙たがれやすいです。

【フレーバー編】ここはアイコスがプルームS 2.0より優勢?

Ploom and iQOS stick brand image
プルームS 2.0アイコス
メビウス4種/
キャメル4種/
マルボロ/9種
HEETS/8種
8種17種

ブランド数はプルームS 2.0がメビウス、キャメルの2種類、アイコスがマルボロ、HEETSの2種類で引き分け

しかし銘柄数においてはプルームS 2.0は合計8種類ながらアイコスは17種とアイコスの方が多い結果となりました。

アイコスは上記でカウントしている通期銘柄以外にも期間限定銘柄等を発売しているので、それらも踏まえるとアイコスの方が銘柄数は圧倒的に多いということになります。

まとめ : がっつりのアイコス、控え目のプルームS 2.0

すでに述べた通り、プルームS 2.0にはプルームS 2.0の良い点悪い点があり、それはアイコスも同様です。

一言でまとめるとすると、アイコスはより紙巻に近く、派手なイメージで、プルームS 2.0はより加熱式タバコ感の強いデバイスと言えるでしょう。

両方に良いところがあるので、私はそれらを理解した上で使い分けています笑。以下にアイコスに向いている人とプルームS 2.0に向いている人をざっくり紹介して終わりにします。

アイコスが向いている人
  • とにかく紙巻きに近い吸い心地を楽しみたい人
  • 多くの銘柄の選択肢から選びたい人
プルームS 2.0が向いている人
  • 周りへの臭いの影響を配慮したい人
  • こまめな掃除やメンテナンスが面倒だという人
  • 安く加熱式タバコを利用したいという人

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

2020年12月3日更新
■紙巻きの吸い応えに近い「iQOS」■

コメント

タイトルとURLをコピーしました