プルームS 2.0が発売されてから早3ヶ月。いろいろと機能や性能は向上していますが、実際に使ってみないとわからない部分が多いですよね。
そこで今回は、私が実際にプルームS 2.0を3ヶ月利用してみて感じた、プルームS 2.0のぶっちゃけ感想を10項目に分類し評価します。
是非購入や乗り換えを検討されている方は参考にしてください。
プルームS 2.0とは?

プルームS 2.0はJTが発売する加熱式タバコ「プルームテックシリーズ」の中の高温加熱式モデル、プルームSの後継機種として6月に発売されました。
吸い応えが改善する、「テイストアクセルモード」と呼ばれる新たな加熱モードを搭載した新機種として発売されました。
この他にも基本的なスペックが改善されていたりと、かなり本気の進化を見せたのがこのプルームS 2.0です。
初代プルームSと2.0の違い
Ploom S 2.0 | Ploom S | |
連続本数 | 22本 | 10本 |
予熱時間 | 30秒 | 40秒 |
吸引時間 | 4分30秒/14パフ | 3分30秒/14パフ |
加熱モード | 2種類 | 1種類 |
加熱温度 | 200℃ | 200℃ |
充電端子 | Type-C | Micro-USB |
価格 | 3,980円 | 1,480円 |
特徴 | ・新たな加熱モード「テイスト・アクセル」が追加 ・ほぼ全てのスペックが向上 | ・プルームテック初の高温加熱式デバイス ・安い |
- 連続利用本数
- 余熱時間
- 吸える時間
このように、プルームS 2.0はスペックに現れる項目だけでも大進化を遂げたと言えます。
プルームテックとの違い

Ploom TECH+ | Ploom TECH | Ploom S 2.0 | |
加熱温度 | 40℃ | 30℃ | 200℃ |
専用スティック | たばこカプセル(蒸気通過) | たばこカプセル(蒸気通過) | たばこスティック(直接加熱) |
一番の違いは加熱温度。加熱温度が違うため、吸い心地が全く異なります。
- プルームS : 高温加熱。アイコスやグローに近い紙巻きタバコに近い吸い応え。
- プルームテック : 低温加熱。ベイプに近い吸い応え。
このように同じプルームシリーズでもまるっきり性質が違います。
動画でもレビューしています。
プルームS 2.0の写真3枚
カラバリは3色

本体パッケージ

付属品

プルームS 2.0を3ヶ月使ってみた感想
【吸い応え評価①】テイストアクセルで後半の味の薄れが激減

プルームS 2.0は、利用中に味が薄くなっていく現象が改善されました。
これはプルームS 2.0の目玉機能のテイストアクセルモードのおかげです。テイストアクセルって何?ということでJTのサイトを覗いてみると
加熱温度のピーク時間を長くすることで、“圧倒的なメンソールの爽快感”と“満足のいく吸い応え”、さらには“クリアなフレーバーの香り立ち”のバランスを高い次元で実現
出典 : JTプレスリリース
とのこと。このモードにより温度管理が最適化され
- キックの向上
- 後半の味の薄れが改善
されています。プルームSの弱点をピンポイントで克服しています。
【吸い応え評価②】ドロー感が上がった

プルームS 2.0ではドロー感もアップしているように感じました。
というのも、プルームS 2.0の方がスティックを挿し難い = ヒーターが小径化したのではないかと思います。
それにより「重い吸い心地」になりました。
【吸い応え評価③】メンソール特化というのは分からず

テイストアクセルモードで主張されている「メンソールの爽快感」はぶっちゃけあまり分からず。。。
とはいえ当然、テイストアクセルのおかげでキック感や味の持続性は確実にアップしています。
とはいえこれはレギュラーでも当てはまる話。メンソール特化というのはあまりわかりませんでした。。
【デザイン評価①】シルバーがカッコ良すぎる

シルバーモデルのプルームSが非常にかっこいいです。
これまで無かったカラーで、かつ本体上部のキャップ部分が黒色なのも非常にかっこいい。
白黒は高級感はありますが、どこか堅苦しい。その反面、シルバーは一番カジュアルな雰囲気を感じました。
写真などより詳しくは、「プルームS 2.0の全3カラーを写真で見る」をご覧ください。
【デザイン評価②】本体は傷つきやすいかも

プルームS 2.0は本体側面がまっ平なので、傷がつきやすいです。(既にやっちゃった。。。)
アイコスは側面にボタンが設置されていて、机の上に置いても傷が入りにくいです。
しかしプルームS 2.0は側面が完全な平面なので、隙間に異物が入ってしまうと、上記写真のように傷がついてしまう可能性があります。
ですので、綺麗に使いたい!という方はケースの利用を強くおすすめします。
【使用感評価①】連続吸いしてもエラーが出なくなった

プルームS 2.0は正直何本でもチェーンスモークできると言っていいでしょう。
私は4本検証して、5本目は流石にしんどく検証できませんでした。とはいえ4本吸っても本体はそこまで熱くならず、まだまだ吸えそうでした。
初代であれば2本目以降は本体の高温警告センサーで利用できないことがありましたが、プルームS 2.0ではこのような事象は確認できませんでした。
【使用感評価②】電池の持ちがよくなった

プルームS 2.0はより大きなバッテリーが搭載され、連続利用可能本数が約2倍になりました。
これまではフル充電で10本分しか吸うことが出来なかったので、出先で充電が切れて吸えない!ということもしばしば。
しかし2.0からはフル充電で20本分充電することが可能になったので、電池切れの心配は不要でしょう。
【使用感評価③】吸える時間がかなり長くなったように感じた

プルームSは吸える時間がかなり短めでしたが、プルームS 2.0では吸引時間が1分長くなったおかげで、かなり長く吸えるように感じました。
アイコスが6分とかなり長く、その半分の時間しか吸えない初代の喫煙時間はかなり短いと言わざるを得ませんでした。
しかし2.0では1分伸び、4分30秒吸えるようになり、かなり長くなったように感じます。
【使用感評価④】ややフレーバー数が少ないのが寂しい

現在プルームSで楽しむことのできる銘柄は8種類です。やはりこの8種類という数字は少ないと言わざるを得ません。
アイコスは好きなフレーバーでルーティーンを回していますが、プルームSはそもそも母数が少ないのでルーティーンを組めず、たまに飽きてしまうというのが実情。
【使用感評価⑤】最初はスティックが刺さりにくい

プルームS 2.0も、初回時のスティックは挿しにくいままです。
久々に吸うとした時はかなりスティックが挿しにくいです。初回だけ挿さりにくいんですよね。
ですので私は、初回であまりにも挿しにくい時は空焚きするようにして対策しています。(あくまで私個人のやり方ですので、真似される際は自己責任でよろしくお願いいたします。)
一度空焚きするだけで嘘みたいに挿さり易くなるのでおすすめです。
プルームS 2.0のメリットとデメリット
- テイストアクセルで吸い応えUP
- バッテリー強化で出先でも安心
- 安心してチェーンスモークが可能に
- フレーバーが少ない
- 最初スティックが挿しにくい
- 裸利用だと傷が入りやすい
プルームS 2.0の評価まとめ

プルームS 2.0は、初代のプルームSからかなり成長したと言えるでしょう。
スペックに現れる項目だけでなく、一番大切な吸い応えも確実に旧機種からパワーアップしています。
吸える時間が長くなっただけでなく、後半の味の薄れもかなり改善されていて、非常におすすめです。
2020年12月3日更新
■新加熱モード搭載+最新機種「プルームS 2.0」■
- 【JT公式】Ploom S 2.0 各色 / スターターキット
- 【JT公式】Ploom S 2.0 各色 / 定額プラン
コメント
新色アイスシルバーの質感はどんな感じでしょうか?
ホワイトのようなツルツルではなく、ブラックやコンビニ限定色(赤青緑)のような質感だと良いのですが…
あくまで個人の感想になりますが、質感と言いますと、アイスシルバーはおそらくツルツルタイプだと思います。
マットタイプというよりも光沢タイプに近く、肌触りもブラックのような滑りにくいマットな素材というよりも、ツルツルスベスベした質感でした。
プルームS2.0のレビュー動画の9分51秒あたりからシルバーモデルも動画に出ていますので、そちらもぜひご覧ください。